【訃報】会長 宮崎渥巳 逝去のお知らせ
2023年11月16日
本協会会長、宮崎渥巳ダンススタジオ主宰、宮崎渥巳先生が令和5年11月15日にご逝去されました。享年84歳でした。
先生は、1985年(昭和60年)に本協会の会員となられましてから実に38年の長きにわたり、「義経」をはじめ、幾多の優れた作品を発表されたばかりでなく、本協会の運営に多大のご尽力を賜りました。
2008年(平成20年)に本協会代表理事に選任され、その年に芸術祭参加公演を新国立劇場中劇場にて開催、協会設立25周年記念祝賀会の開催・25年在籍者表彰、2010年8月には任意団体から一般社団法人へと移行、協会認定ダンス指導者認定制度発足など、極めて成功裡に成し遂げられました。その後、2014年4月(平成26年)には会長となられ、大所高所より本協会に対し良きアドバイスを戴きました。
さらに、振付家協会理事長、天皇陛下御即位奉祝委員会委員などの要職も務められました。
ここに先生の長年にわたるご尽力に対し感謝申し上げますとともに、心より深甚なる弔意を表します。
一般社団法人日本ジャズダンス芸術協会
宮崎渥巳経歴
1940年(昭和15年)大阪市出身
1958年(昭和33年)大阪明星学園明星高等学校卒業
大阪梅田コマ劇場コマミュージカルチーム2期生
宮崎渥巳ダンススタジオ主宰
日本振付家協会会員 同理事長平成18年～平成21年
一般社団法人日本ジャズダンス芸術協会会員
同理事長平成20年4月～平成26年3月
同会長平成26年4月～
主な出演歴
大阪「メトロ」「ユニバース」、京都「べラミ」
飛鳥亮ダンシングチーム全国ツアー
日生劇場こけら落とし公演「ものみな歌でおわる」(演出＝千田是也 作＝花田清輝 主 演＝初代水谷八重子 仲代達也1963年）NHK「世界の音楽」「ステージ101」「夢で逢いましょう」
読売ランド水中バレエ劇場
劇団四季ミュージカル「さよならTYO！ロックイン・ミュージカル 劇団四季第65回公演」(1970年)「ベローナの恋人」「アプローズ」「日曜はダメよ」「ウエストサイドストーリー」等
主な講師歴
近藤玲子バレエガイド
劇団四季
宝田芸術学園
劇団東京乾電池
劇団音楽座
パフォーミングアートセンター
ケイブロードウェイ
埼玉県立芸術総合高等学校
舞踊団
ダンススタジオ
主な振付歴
劇団テアトルエコー「スカピーノ」「病は気から」
宝田明プロデュース公演「ミスターレディ・ミスターマダム」「ワンステップトゥミュージカル」
小椋佳プロデュース公演アルゴミュージカル「平成10年ロボ笑ったね～平成20年の花の海 花いろの風」
小椋佳プロデュース公演 歌綴り「一休」歌綴り「一休宗純物語」歌語り「ぶんざ」
伊丹十三監督映画「マルサの女」「スーパーの女」「静かな生活」「マルタイの女」
東宝舞台宮本信子主演「あげまん」
ミュージカル「最遊記歌劇伝」
宝塚歌劇団
大阪松竹歌劇団
日本振付家協会公演「ダンス ダンス ダンス」
(一社)日本ジャズダンス芸術協会芸術祭参加特別公演「義経」
(一社)日本ジャズダンス芸術協会特別記念公演「レジェンド オブ ジャズ」
(一社)日本ジャズダンス芸術協会30周年記念特別公演so all that jazz!「魁sakigake」
(一社)日本ジャズダンス芸術協会特別公演The Infinity第一部「三楽」
第24回国民文化祭しずおか「県民ミュージカル今様膝栗毛」
音頭「東京都西東京市」「長崎県壱岐市」「愛媛県愛南町」「愛知県北名古屋市」「愛知 県愛西市」
舞踊団公演
ダンススタジオ公演
宝塚歌劇団主な振付
2000年 バウ・ミュージカル・コメディ「トム・ジョーンズの華麗なる冒険」(宝塚バウホール 日本青年館)
2001年 宙組 宝塚バウホール公演 東京特別公演(日本青年館大ホール)
バウ・ミュージカル・コメディ フィガロ！ -ボーマルシェ作「セヴィリアの理髪師／フィガロの結婚」より
2003年 花組「二都物語」 (宝塚歌劇)
2005年 バウ・ミュージカル「それでも船は行く」2幕
2010年 月組 宝塚歌劇団グランド・レビュー「Rhapsodic Moon」
小椋佳プロデュース公演アルゴミュージカル演出・振付
1997年 ロボ！笑ったね
1998年 フラワー
1999年 フラワーメズーラの秘密
2000年 あんず ～心の扉をあけて～
2001年 スタート！
2002年 誰もがリーダー 誰もがスター
2004年 ユー・ガット・ア・フレンド
2005年 かぐやの浦島モモタロウ
2006年 新・かぐやの浦島モモタロウ
2008年 花の海 花いろの風 ー里山小学校5年1組ー
